2014年2月28日(金)〜3月1日(土) 帝京平成大学 池袋キャンパス

パネルディスカッション・シンポジウム

パネルディスカッション 肘内側側副靱帯再建の最先端

2月28日(金) 13:45〜5:25 第Ⅰ会場

1974年に大リーグの投手トミー・ジョンが,フランク・ジョーブ先生による肘内側側副靱帯再建術を受けて見事に復帰してから既に40年近く経ち,これまでに100名以上の大リーガーがこの手術を受けています. 日本球界では1983年に村田兆治投手がジョーブ先生の手術を受けて復活を果たし,今までに三十数名の日本人選手がアメリカで手術を受けています. 今は亡き山田勝久先生がスポーツ新聞に「わざわざアメリカに行かなくてもこの手術は日本で受けられる.むしろ日本人の手術の方が上手だ」という記事を出されたことがあります. 国内でこの手術のご経験が豊富な三人の先生から,手術の工夫,日本と米国の違い,術後のトレーニングの工夫等についてご発表,ご討論いただきます.

パネリスト
伊藤恵康先生慶友整形外科病院病院長
正富隆先生行岡病院整形外科・手外科センター長
山崎哲也先生横浜南共済病院部長
座長
柏口新二先生東京厚生年金病院部長

シンポジウム 外傷性肘関節拘縮を考える

3月1日(土) 14:20〜16:00

肘関節外科医の間では,肘周辺の手術後のリハビリテーションは自動運動を主とすべきで,決して他動訓練に頼ってはいけないと考えられています. しかし市中病院レベルでは,他動訓練で肘の可動域を出すのがうまい理学療法士であると考える風潮があります. 肘関節周辺の外傷後に拘縮に陥らないためにはどのような点に注意したら良いのか. 不幸にして拘縮に陥ってしまったら,拘縮をどのように評価してどのような外科的処置を行えば良いのか. これらの点について討論を経てコンセンサスに達するのがこのシンポジウムのねらいです.

シンポジスト
阿部宗昭先生大阪医科大学名誉教授
稲垣克記先生昭和大学主任教授
池上博泰先生東邦大学大橋病院教授
座長
長野昭先生浜松医科大学名誉教授
松下隆帝京大学主任教授
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