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教室の概要

沿革

大学開校時期:1971年(昭和46年)4月
教室名:設置当初 帝京大学医学部整形外科学教室
教室開設年月日:1972年(昭和47年)4月3日
設置場所:帝京大学医学部附属病院 本院

主任教授名:

初代 阿部光俊
在任(1972年4月3日〜1983年6月15日)
二代 立石昭夫
在任(1983年6月16日〜1998年3月31日)
三代 松下 隆
在任(1998年4月1日〜2015年3月31日)
四代 河野博隆
在任(2015年4月1日〜現在)

現在の同門会員数 304人

  

主たる臨床活動の変遷

初代阿部光俊教授は、整形外科領域における腫瘍のX線診断学、病理診断学の第一人者であり、多数の症例の診療に基づく経験から、我国における骨・軟部腫瘍学の基礎を確立した。そのほか臨床研究の柱としては、関節境による診断と治療、血友病の整形外科的治療があり、特に関節鏡については、その第一人者である渡辺正毅氏を客員教授に招き、院内に関節鏡研究所を設立した。


第二代立石昭夫教授は、引き続き骨・軟部腫瘍の臨床的研究をすすめ、腫瘍専門外来を拡充して、多くの症例の診療を行うと同時に診断と治療の質的向上に努めた。特に骨肉腫に対しては当時行われはじめた人工関節を用いた患肢温存療法をより良好な機能を保った患肢温存療法をする事を目指して抗癌剤による局所潅流療法を開始した。同時に強力な全身化学療法の併用により生命予後の向上を目指した。


第三代松下隆教授は、難治骨折や偽関節、MRSA骨髄炎、骨折後変形治癒など外傷後の合併症により治療に難渋している患者さんを全国各地から受入れ、イリザロフ法を中心に様々な技術を用いて四肢の機能再建を行った。また、自身の専門である外傷分野だけではなく、「7人の侍構想」のもと整形外科各分野のエキスパートをそろえ、あらゆる整形外科疾患に対応できる体制を整えた。さらに、2009年には大学病院としては全国初となる外傷センターを立ち上げ、外傷治療の発展に尽力した。


第四代河野博隆教授は、自身の専門分野である骨軟部腫瘍だけではなく、整形外科の全領域において外傷センターや救命救急センター、スポーツ医科学センターと密に連携し、最先端の診断・治療を提供できる体制を整えている。また、骨軟部腫瘍領域の診療経験を活かし、国民の2人に1人が「がん」に罹患する「がん時代」の中で、骨転移診療を通じてがん診療にも積極的に取り組んでいる。