患者さんの声

第1話: 術後14日で退院、4ヵ月後に仕事(モダンダンス)に復帰
(50歳、女性、舞踊家)


変形性股関節症と診断されてから2年ちょっと、2006年の4月5日、右股関節の人工関節置換手術を受けました。

ダンスの仕事をしている私にとっては、手術後また踊れるようになるのか不安もありましたが、思い切って手術をしてホントによかったと思っています。
手術はたったの1時間足らずという速さでした。 3日目には4足歩行器を使い、5日目には杖で歩けるようになり、リハビリのおかげで日毎に回復し、術後14日目には杖なしで歩行、退院することができました。

日常生活の中で歩行、階段の昇降にも痛みを感じないのは夢のようで、新しく生れ変わったみたいでした。

4ヵ月後には本格的に仕事(モダンダンス)に復帰できました。
11月の公演の舞台で私の踊る姿を見た人たちは皆、人工関節を入れた人には見えない、手術をしてからまだ7ヶ月ちょっとしかたってないなんて信じられない、と予想以上のはやい回復に驚いていました。もちろん私自身、久しぶりに痛みなく踊ることができて、本番の舞台を楽しむことができました。

痛みに耐えて苦しんでいた数年間を思うと、今こうして痛みのない生活を取戻せたことは何よりもうれしく、信頼できる先生に出会え手術できたことはとても幸せです。
50歳という年齢(微妙ですが、同じ症状をもつ患者の中では、比較的若いという意味)で、舞踊家という(足を使う)特殊な職業をもつ私のような者にとっては、まるで絶望の底から救って人生の明るい未来へと導いていただいたような気持ちです。
現代医療の進歩も驚異ですが、中村先生を始めとする医師、看護士、理学療法士の方々他、医療スタッフの素晴らしさにも感動しています。

入院中暖かく優しく接していただき、励まされ、不安になることなく過ごすことができ本当にうれしかったです。

ありがとうございました。