研修医と学生の皆様

外傷センター

スタッフの写真

スタッフ

渡部 欣忍(教授、外傷センター長)
鈴木 卓(教授、副外傷センター長)
石井 桂輔(准教授)
松井 健太郎(講師)
佐々木 源(助教)
坂 なつみ(助教)
乾 貴博(助手)
倉繁 智明(助手)
植田 大貴(助手)
中川 知郞(助手)
井元 佑一(助手)
川端 賢一(助手)
羽尾 元史(助手)
木村 依音(専攻医)
飯島 健斗(専攻医)
徳重 智仁(専攻医)
尾島 広野(専攻医)
小林 亮太(専攻医)
酒井 晶子(専攻医)
山本 音(専攻医)
茂木 沙織(大学院生)
武川 竜久(大学院生)
御任 大輔(大学院生)
荒川 郷彦(大学院生)

黒住 健人(虎の門病院 外傷センター長)
中山 雄平(虎の門病院)
佐藤 寿光(虎の門病院)
大田 聡美(虎の門病院)
本田 哲史(上尾中央総合病院 外傷再建センター 副センター長)
橋本 真典(上尾中央総合病院)
日高 洋(上尾中央総合病院)
大崎 祐寿 (上尾中央総合病院)
山本 泰之(上尾中央総合病院)
高橋 周矢(東川口病院)
遠藤 成晃(東川口病院)
宮崎 玄基(東川口病院)
谷田部 幸平(嶋崎病院)
坂巻 裕太(康生会病院)
村尾 允弥(総合南東北病院)
門屋 伶奈(東京西徳洲会病院)

日本初の大学病院附属外傷センターかつ都内大学病院唯一の外傷センターです

帝京大学医学部附属病院外傷センターは救急医学講座と整形外科学講座の協力により、2009年5月に発足しました。国内の大学病院で最初に設立され、都内の大学病院唯一の外傷センターとして、高いレベルの外傷治療、外傷治療教育を提供できるよう最善をつくしています。また、大学の外傷センターだけでなく、教育施設として近隣の外傷センターや整形外科施設とも協力し、診療および教育レベルの向上を目指しています。

強力なチームワークで全ての整形外科外傷に対応します

外傷センターでは、整形外科外来やERを受診した手術が必要な骨折患者さん、さまざまな医療機関からの紹介や転院してくる骨折患者さん、救命救急センターに搬送された重症外傷患者さんまで全てを治療対象にしています。帝京大学外傷センターの特徴は、「どんな医療機関でも治療できると考えられている四肢の骨折」や、「救命センターで治療されると考えられている脊椎骨折や骨盤骨折、血管損傷」、「緊急の対応を要する開放骨折やコンパートメント症候群」、「さまざまな専門家からなるチーム医療の介入が必要となる病的骨折や脆弱性骨折」「骨折治療をしたにもかかわらず生じてしまった偽関節、深部感染、変形治癒などの骨折後慢性期合併症治療」など、骨折部位によらず、急性期から慢性期まで全ての整形外科外傷に対応していることです。

外傷センターでは、院内各診療科や周辺医療機関との密接なチームワークを基に、外傷患者の急性期から回復期までを継続して治療できる環境を作り、早期の社会復帰を目標にしています。特に患者さんの窓口として、整形外科、救急科と協力し、けがに関するER診療を一手に引き受けているだけでなく、整形外科外傷外来、難治骨折外来を専門外来として開設し、可能な限りの紹介に対応しています。また、外傷外来、難治骨折外来や周辺協力医療機関で手術後の外来フォローをすることで、急性期から治癒まで一貫した治療をおこなっています。

日本有数のスタッフとチームがそろっています

外傷センターでは渡部欣忍医師、鈴木卓医師、石井桂輔医師、松井健太郎医師が中心となり外傷患者の治療にあたっています。当センタースタッフは様々な学会や各種団体、勉強会などの国内外の外傷教育活動で中心的役割を担っています。 また、整形外科学講座の各専門診の医師と協力し、各部位においても専門性の高い治療を行っていることが特徴です。特に、渡部医師を中心に四肢機能再建領域の治療を外傷センターで対応していることが特徴です。骨折後の変形癒合や感染性偽関節に対する治療を希望する全国各地からの患者さんにも対応をしています。また、河野博隆整形外科主任教授の専門である骨軟部腫瘍領域では、転移性骨腫瘍の病的骨折に対する手術治療を整形外科腫瘍診と協力して行っています。外傷急性期治療のみならず、外傷後遺症、合併症に対しても対応しています。 外傷患者はICU(16床)、HCU(14床)を有する救命救急センター病棟、外傷患者専用病棟(46床)で急性期治療を行います。必要に応じて、関連医療機関を中心とした病院でリハビリテーションを行います。自宅退院後は、当院整形外科外傷外来もしくは関連病院外来で経過フォローアップすることを基本としています。

整形外科外傷医療を志すみなさんへ

整形外科外傷診療は、急性期から慢性期の全てのタイミングで患者さんの社会復帰に向けて力を発揮できる、非常にやりがいのある分野です。また、最高の外傷診療は一人の力では達成できません。強力なチームとシステムとマネージメントがあって初めて、一人の外傷患者によりよい医療を提供できます。 外傷分野で学ぶべきこと、習得すべき技術は多く、一人の指導医や一つの施設から学ぶだけで一人前になることは不可能です。帝京大学外傷センターは多くの指導医、先輩がいることが特徴です。また、外傷センターだけでなく、整形外科、救急科および病院全体に、よい外傷診療を提供しよう、外傷医を育てようという環境があります。東京のみならず日本の外傷診療の更なるレベルアップに貢献することが帝京大学外傷センターの目標です。
外傷治療に興味のある専攻医フェローを募集しています。帝京大学外傷センターで一緒に日本の外傷治療のために働きませんか!?